準備したものと初期設定

ウェブカメラ

最初に準備したものを紹介します。 まずは、OSの準備からです。Raspberry PiではOSはSDカードに書き込みます。準備したPCにSDカードを差し込み、(私の場合はMac)OSをダウンロードします。ここでは、Web上での実践例の多いRaspbianをインストールすることにします。本家からのダウンロードは非常に重く時間がかかるので、私はJAISTのミラーサイトを利用しました。
 $ wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/raspberrypi/raspbian/images/raspbian-2016-03-18/2016-02-26-raspbian-jessie.zip

ダウンロードが完了したら、micro SDをPCに差し込み、場所を探します。diskutilコマンドおよびdfコマンドを用いれば下記の様に見つける事ができるでしょう。
$ diskutil list
	/dev/disk1
	#:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
	0:     FDisk_partition_scheme                        *8.0 GB     disk1
	1:                 DOS_FAT_32 UNTITLED                8.0 GB     disk1s1
$ df -h
	/dev/disk1s1                       7.4Gi  2.1Mi  7.4Gi     1%        0       0  100%   /Volumes/UNTITLED		
みつけられたら、下記の様に'dd'コマンドでディスクに書き込みを行います。このとき、OSを行う前にアンマウントを行う必要があります。
$ sudo diskutil umount /dev/disk1
$ sudo dd bs=1m if=2016-03-18-raspbian-jessie.img of=/dev/disk1
あとは、OS入ったmicroSDをRaspbery pi 3に差し込んでOSの準備はばっちりです。なお、'dd'コマンドは実行中に'Ctrl+T'を押すと進捗をモニターできます。
ちなみに、
dd: /dev/disk2: Resource busy
と表示された場合はアンマウントがうまくいっていません。そのときは、
sudo diskutil umount /Volumes/UNTITLED
で外れてくれると思います。このとき、ディスクユーティリティでFAT形式にフォーマットしフォーマット後のディレクトリがUNTITLEDになっている事を想定しています。